ZUAN&ZOKEI by Makoto Kagoshima

てぬぐい

Meet the traditional craftは、ZUAN & ZOKEIと日本の伝統的な文化が出合い、相互に感化しながら、鹿児島睦が描く図案と日本文化、それぞれの新たな魅力を発見していくシリーズです。Series 03は、てぬぐい。

てぬぐい(手拭)は、手や体を拭いたり、汗を拭うためのものとして、綿の栽培が盛んになった江戸時代に庶民の間で広まり、生活の必需品として今日まで伝わってきました。数枚の和紙を柿渋で染めた「渋紙」に模様を手彫りした型紙を、さらしの反物に糊付けしながら折り重ね、その上から染料を注いで染み込ませることで連続したデザインとなる注染の技法で染められています。

鹿児島陸が新たな図案を描き下ろし、「かまわぬ」(てぬぐい専門店)とのコラボレートで生まれたてぬぐいは、クロスやタペストリーとしてインテリアの中で飾って楽しむこともできます。

4枚のてぬぐいの原画のイメージ

鹿児島睦による4枚のてぬぐいの原画。
左から、ヘビが2匹、犬が3匹、鳥が4羽、魚が5匹とモチーフの数が増えている。

< てぬぐいができるまで >

てぬぐいの型紙に反物をあて糊付けの作業をくり返すイメージ

鹿児島睦が描いた図案を職人が渋紙に手彫りして型紙を作る。さらしの反物を90cm分折り、型紙を置き糊付けする。再度90cm分を折り重ね、糊付けの作業を繰り返す。

糊付けした反物の上から染料を注いているイメージ

糊付けした反物の上から染料を注ぎ、下からコンプレッサーで吸い取り、裏からも同様に注ぎ染め抜く。

糊と染料を洗い流すイメージ

糊と余分な染料を洗い流す。

洗った反物を天日干ししているイメージ

洗った反物を天日干しして乾かす。

4つのてぬぐい完成イメージ

反物を巻きとり、てぬぐいのサイズに折返して畳む。カットし畳んで、てぬぐいの完成。