一人暮らしの1か月の生活費どれぐらいかかる?みんなの生活費事情

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一人暮らしで家計簿をつける女性 生活・Life

一人暮らしされている皆さんは生活費にどれぐらいお金がかかっていますか?
私は大学生の頃一人暮らしをしていましたが、毎日もやしを食べることで食費を切り詰め、家賃も入れて6万円ぐらいに抑えていました。
もやしばかりだとお腹が空いてしまうので、たまにお腹いっぱいガッツリ食べたいなあと思った時は、小麦粉でお好み焼きもどき(具材はキャベツだったりもやしだったり)を作ってソースとマヨネーズで味をごまかして食べていました。そんなおかげで食費は1万円未満でした。
ただ、東京の一人暮らしでしたので家賃が重くのしかかり、学費も有ったのでとにかく地獄の日々でした。
少し話がそれましたが、ここでは、一人暮らしされている方々が生活費にどれぐらいお金を使っているのか調べてみました。

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一人暮らし(単身世帯)の生活費は約13万円+家賃・住居費

家計簿をつけて生活費を計算

単身世帯の1か月の生活費の金額を見てみましょう。

単身世帯の生活費の平均
出展:総務省統計局家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)単身世帯の家計収支
費目 金額
食費                      41,373
水道光熱費                      11,687
家具及び家事用品                        5,393
衣服類                        4,910
保健医療費                        7,129
交通費・通信費                      18,310
教育費                                –
教養娯楽費                      15,867
その他の支出                      24,888
合計金額  129,557円

なお、家賃は個人差が大きいので除外させていただきました。
住居費以外の支出項目を全て足すと129,557円となり、約13万円+家賃等の費用が1か月にかかっている計算となります。

単身世帯のくせに食糧費が高いなと感じましたが、あくまで単身世帯の全平均なので、お金に余裕のある方から余裕のない方まで含めた平均となることから、余裕のある方々は食費が高いのだろうという予測をしております。

例えば、冒頭で記載した通り、私が大学生の頃は家賃3万6千円(埼玉県)、食費1万円、通信費1万円、水道光熱費1万円くらいで生活していた記憶があります。
遊びに行くお金も入れて、月10万あればゆとりがあったのでこんなものだったかなと思います。

そして月日が流れて30歳の独身時の一人暮らし時は、家賃10万円、食費5万円、その他もろもろで10万円くらい使っており、合計で25万円ぐらいは毎月出費していました。

30歳ともなるとお金に余裕があるので、かなり良い物を毎日食べていました。
ただ、家賃と食費以外は出費は変わっていないので、この2項目が大きく差が出る部分となるでしょう。

いずれにせよ、あらゆる年齢・性別を含めた全国の平均というところで行くと13万円+家賃が一人暮らしする方々の平均の支出ということになります。

単身世帯(一人暮らし)の消費支出は年々減少

昨今のコロナ禍の情勢の問題もあるかと思いますが、各世帯の支出金額は年々減少傾向です。

こちらのグラフを見るとやはり2019年から大きく下げているのがよくわかります。

2019年から2020年にかけての落ち幅が特にひどく、娯楽関係費や被服関係、移動費の出費が大きく減っています。
一方で光熱費などは増加していることから、自宅にいる時間が増えたことに加えて生活の不安等も発生したことから、このあたりの支出は大きく削減しつつ家の中にいることで発生するコストは増加する動きになったのではないかと考えられます。

残念ですがしばらくこの傾向は続いていく可能性が高そうです。

単身世帯の出費の増減率
費目 増減率
食費 -7.80%
水道光熱費 2.80%
家具及び家事用品 -3.10%
衣服類 -18.90%
保健医療費 -7.90%
交通費・通信費 -12.90%
教育費
教養娯楽費 -17.80%
その他の支出 -9.00%

一人暮らしの費用を少しでも安くするためにみんなは何をやっている?

お金に余裕のある方は問題無いと思いますが、最近増えているのが余裕のない方々です。
しかし、給料が安いというよりは、結構無駄使いが多いなという印象を受けることも有ります。

食費を見直そう

多くの人が実践しているのが食費の削減です。

先ほどの表を見てもらえればわかるかと思いますが、家賃を除けば大きな出費は食費となります。

単身世帯の食費の平均が41,373円となっていますが、1日あたりで計算すると、1,379円となります。
これは、個人的には高いと感じます。

例えばコンビニでお弁当を1つ買うと600円ぐらいしますので、昼と夜をコンビニ弁当にするとそれだけで1,200円もかかってしまいます。
それらに加えてお茶やジュースなどを購入すれば下手をすればあっという間に1食で1000円くらいかかってしまうでしょう。そうなると1,379円なんかあっという間に超えてしまいます。
また、ランチを外食ということも多いかと思いますが、外食でも高いと簡単に1000円超えてしまいますし、吉野家等の安い牛丼でも300円近くかかってしまいます。

こういう生活をしていると、1か月の食費が4万円越えということになるのでしょう。

なので、可能な範囲で自炊するという癖をつけることでこの半分くらいの食費に収めることはできるでしょう。

例えば土日にカレーや煮物などをまとめて作り置きし、冷凍するといったことをするだけでも、約束が何もない日の夜ごはんの出費が大きくおさえられたりします。
自炊すると1食あたり100円台から200円台に抑えられるので、食費はかなり改善されるはずです。
慣れてくると昼はお弁当を作って持って行こうといったこともできるようになりますので、もし少しでも生活費を抑えたいという方がいらっしゃれば、まず食費に目を向けてみると良いでしょう。

通信費を見直す

スマホ代が月々1万円越えという方は多いです。
大手のキャリアサービスの昔のプランのままずっと変えていないという方も多く、ここで数千円損している人は多いです。

また、そもそもお金に余裕がない状況なのであれば、格安SIM等も検討してみた方が良いでしょう。

プランにもよりますが、ヘビーな使い方をしないのであれば1000円未満で毎月利用できるものもあります。
データ使用量が多いという方でも3000円前後のプランもあるので一度見直すことをお勧めします。

最近は大手キャリアも安いプランを作ってきているので、総合的に見直してみると良いでしょう。

断捨離して不要なものを売ってお金に変える

実は2020年は買取サービスが台頭した時期でもあります。

例えば趣味で切手を集めていた方が買取に出したり、古着を買取に出したりといった形です。
フリマアプリの利用者も増えたでしょうか。

あなたの部屋にある不要なものを一度整理してまとめて、買取業者に出して見たり、フリマアプリに出品してみるといったことをしてみるのも良いのではないでしょうか?

お金が増えるという利点もありますが、部屋がきれいになることで心もスッキリし、生活改善につながることも多く、結果的に先々にプラスに働くことも多いので、是非検討してみてください!

一人暮らしの生活費は食費が最も高く削減の余地あり

今回調べた結果、家賃以外の部分で一人暮らしにかかる費用は約13万円であることがわかりました。
ただ、残念なことに年々支出が減っている状況であり、そのうえでの13万円なので、なかなか贅沢はできない時勢になってきていることがわかるかと思います。

そのため、節約も考えていく必要がありますが、現在の支出バランスを見た際に、食費がかなり大きいことがわかりましたので、もし今生活が苦しいという方がいらっしゃいましたら、まずは食費を見直してみると良いでしょう。

執筆者
この記事の執筆者

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP(ファイナンシャルプランナー)として個人の方からの資産相談を始めとして結婚、子育て、老後、相続、終活、お金のお困りごとなどの相談を受けることも多くあります。
特に最近は生活費に困る方も増えていることから、国・自治体の支援に関する情報提供や不用品の買取を行って費用を工面することについての情報提供等も行っています。
クダランサー(当サイト)では、日々生活する中で疑問に思ったことを調べて配信するほか、生活や仕事で役立つ情報などを配信しています。
恋愛問題や食事、生活全般、文化、歴史など幅広く調査し報告しています。
調査にあたっては、当サイトやインターネット上によるアンケート調査を行うほか、厚生労働省統計調査等の国が行っている調査情報も活用しご案内させて頂いております。調査の方法やソース元に関しては本文中に記載しております。

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