FPのTOMOです。
チャイルドスポンサーシップって怪しい宗教じゃないの?という疑問を持っている方は意外と多く、私も何度か聞かれたことがあります。
結論としては、宗教団体ではありませんし怪しい団体ではない無いです。
なぜそう言い切れるのか説明していきたいと思います。
ちなみに、チャイルドスポンサーシップに関する実態調査はチャイルドスポンサーシップってどう?実態・評判についてのページで詳しくやっているので、今回説明する宗教以外のその他の部分も考慮して詳しく見たい方はこちらも合わせてご覧ください。
認定NPO法人として東京都から認可されているから宗教とは関係ない
チャイルドスポンサーシップを展開しているワールド・ビジョン・ジャパンは認定NPO法人として認可されています。
内閣府NPO法人ポータルサイト認定NPO法人名簿より確認することができます。
この認定NPO法人というのは、運営組織自体と行っている活動が公共性・公益性の観点から適正であり、一定の基準に適合しているとして認定されているNPO法人のことを指します。
例えば特定の宗教の布教のために活動をしているなど、宗教的活動があれば公共性も公益性も無いため、認定NPO法人として認可されません。
そのためチャイルドスポンサーシップは宗教団体ではないと事実として言い切れる形となります。
とはいえ宗教っぽくてなんか怪しくないか?広告もたくさん流れているし
実際に宗教団体かどうかは別として、寄付を募ってること自体が怪しいし、子供たちの不幸を前面に打ち出してお金を一般人から巻き上げて良からぬことに使っているのではないか?と思っている方も多いようですが、集められた寄付がお布施として教祖様のところにいくようなことはなく、きちんと使用目的を明示した上で使途が公開されています。
寄付されたお金の使途についてはチャイルドスポンサーシップ会計報告などでしっかり公開されており、クリーンな運営となっています。
また、チャイルドスポンサーシップは広告を流していますが、その広告が少しオーバーな表現(可哀そう感を全面に出している)なのでかえって怪しく見えるというケースもあるようですが、内容に関しての感想を否定するつもりは全くありませんので、そうしたイメージを持たれたのであれば、仕方がありません。
ただ、実際に行っている活動としてはまともであり、お金の使い方も特段否定される使い方はしていないため、怪しい宗教というのは勘違いであるということになります。
寄付をすることでチャイルドと繋がれて目で見て実感できる
チャイルド・スポンサーシップの特徴は支援する子どもたちと関りが持てるというところにあるでしょう。
手紙のやり取りや年1度の成長報告など写真や文字を通して自身が社会貢献しているという実感が得やすいです。
そうしたこともあり、怪しいというよりはどちらかと言えば実態があってわかりやすい寄付活動と言えるかと思います。
キリスト教精神が基になっているから宗教と誤解する?
別のページでも紹介していますが、チャイルドスポンサーシップを展開するワールド・ビジョンはキリスト教精神に基づいた支援を展開しているので、もしかしたらそれが誤解を生んでいる可能性はあります。
ワールド・ビジョンの創設者が元々キリスト教宣教師のボブ・ピアス氏なので、キリスト教の布教団体か何かと勘違いされるケースです。
確かに考えの基礎となっている部分はキリスト教であり、その教えに基づいて人道支援や開発援助を行う国際NGOとして誕生しています。
教えに基づいているのであってキリスト教では無いことと、そうしたものの布教団体ではないということは理解しておくべきでしょう。
また、現在ではおよそ100か国で支援を行っていますが、宗教や人種に関わらず全ての子どもがしっかりと成長できる世の中を目指して活動されていることから、特定の宗教とは関係がありません。
宗教ではない
NPO法人としての実態とお金の使い道・流れから怪しい団体・宗教ではないことを説明させていただきました。
日本にはまだ寄付をするという文化が無いのでいろいろと勘繰ってしまうのも理解はできますが、根拠もなくただ怪しむのではなく、公式で公開されている情報があるので、そういったものをご自身で読み解き結論付けをできるようになると良いでしょう。
チャイルド・スポンサーシップは怪しい宗教団体ではないので問題ありませんが、世の中には確かに怪しい団体というのは存在していますので、そうしたものに騙されないように、今回説明したように客観的な事実をもとに判断できるようになると良いかと思います。
なお、チャイルドスポンサーシップの実態についてもっと念入りに調べたいという方いらっしゃいましたら、チャイルドスポンサーシップってどう?実態・評判についてをご覧ください。
もう少し詳しく解説しています。