面接をブッチ(無断で欠席)したことのある人の割合は7.2%

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面接ブッチの経験の有無(割合) キャリア

人材紹介会社のエージェント担当者や企業の人事担当者の方と話していた際に、連絡も無しに面接を無断で欠席する人がいると困る、という話を聞きました。
理由としては、面接に来る際に事故にあったのではないか?何か事件に巻き込まれたのではないか?など考えなければならないことが多いから等いろいろと困るし心配になることもあるようでした。

まともな企業になればなるほどその傾向は強いです。

前日あるいは当日の面接直前、面接時間後でも構わないので、面接に行けないと一言連絡さえくれれば助かるとのことでした。

そういった話を聞いて、実際にどれぐらいの人が面接を無断で連絡無しにすっぽかしたことがあるのか調査してみました。
(※調査方法:インターネットリサーチ、調査対象:正社員の中途採用の面接を受けたことのある男女250名(20代~50代まで)、調査機関:2021年7月29日)

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面接をすっぽかした(ブッチ)経験のある人は10%未満で意外と少なかった

面接ブッチの経験の有無(割合)

面接をブッチしたことのある割合は全体で7.2%と数値上は思いのほか少ないなという印象です。
ただ、企業担当者等に聞いても10人に1人くらいという回答が多く、面接も毎月数百人とやっているような企業ですと10%近くも連絡が取れない人が発生するとなると意外と確かに遭遇しているなと肌感覚では思うところもあるのかもしれません。

男女別でみると男性では8%、女性は6.9%と男性の方がブッチ率は高い傾向にあると言えるでしょう。

 

面接ブッチ経験の有無調査
全体 男性 女性
面接ブッチ経験ある 7.2% 8.0% 6.9%
面接ブッチ経験ない 92.8% 92.0% 93.1%

なお、ブッチ経験があると答えた方の内訳を年代別でみると、20代が38.8%と最も多く、次いで30代の33.3%、40代の16.7%となっています。
※50代以上は0でした。

面接ブッチ経験のある人年代別内訳
20代 30代 40代
面接ブッチ経験ある 38.8% 33.3% 16.7%

一概に断定できませんが、若い方の方がブッチする傾向にあると言えるでしょう。

面接を連絡無しにブッチ(すっぽかし)した理由

面接をすっぽかした人の理由としては以下のようなものが挙げられています。

  • 寝坊したので。
  • お断りすることを直接伝える勇気がなかった
  • ホントに行きたいところが受かったから
  • 自分がやりたい事に近い他の会社の面接を優先したかった為
  • 連絡先がわからなくなったから。
  • わざわざ土日に面接日を設定してもらったが寝坊してしまい、でも休みの日にわざわざ設定してもらって面接行けない(行かなかった)ことを連絡するのは気が引けたので。
  • 面倒くさくなってしまい、すっぽかした事があります。

細かい内容はバラバラなケースが多いのですが、比較的自分勝手な理由が多かったです。

寝坊した、面倒になった、他から先に内定出たからどうでもよくなった等が多く、それでも一言メールで連絡すれば済む話というものが多かったのですが、相手のことを考えるという発想が無い人が多い傾向でした。

ちなみに、面接に行けなくなったことを連絡すると答えた人は、「社会人として当たり前だし相手のことを考えれば連絡するのが当然」、「相手の時間をもらっているわけだからそれを無駄にするということがどういうことか考えたら連絡すべきでしょう」、「逆の立場で連絡無しに来なかったら心配になるし困るだろうからどんな理由であれ連絡はするのが普通では」など、相手のことを考えた際の意見が大半でした。

ブッチせず一言連絡を入れましょう

当たり前のことですが、面接ブッチはよくありません。
相手も時間を割いてくれていますので、一言メールでも良いかと思いますので連絡を入れましょう。

なお、当日面接をドタキャンすることを悪いことだと思っている人もいるのですが、企業側は意外と気にしていません。

私も3回当日面接ドタキャンの連絡をした企業から内定をもらっていますし、ドタキャンの連絡して怒られたことは一度もありません。
※仕事の都合で行けなくなったと普通に電話しましたが、その場でも面接の場でも嫌味を言われることはありませんでした。
※エージェント経由だとエージェント担当者に文句言われる可能性はありますが無断ブッチするとサポートしてくれなくなるのでこの先の人生的にもマイナスですので気を付けましょう。

自分のことだけでなく、相手のことを考えらえる人間になりたいものです。

今回は求職者側が面接をブッチしたケースについての調査結果となりますが、逆に企業側が面接をブッチしたケースも調べてみましたので気になる方はご参考ください。

執筆者
この記事の執筆者

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP(ファイナンシャルプランナー)として個人の方からの資産相談を始めとして結婚、子育て、老後、相続、終活、お金のお困りごとなどの相談を受けることも多くあります。
特に最近は生活費に困る方も増えていることから、国・自治体の支援に関する情報提供や不用品の買取を行って費用を工面することについての情報提供等も行っています。
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