足と脚の違いについて　70％の人が足と脚の違いがわからない

足と脚、どちらも「あし」と読みますが、皆さんは違いがわかりますか？
「脚線美」や「美脚」といった言葉がありますので、こうしたところからその違いはイメージできそうな気もしますが、ここでは世の中の方が「足」と「脚」の違いについて知っているのか、またその違いについて調べてみました。
※成人男性及び女性211名を対象にインターネット上でリサーチを行った。

足と脚の違いがわかるのは3割

足と脚の違いがわかると回答したのは全体の3割程度でした。
わからない方が70％程度いらっしゃり、個人的には意外と多いなという印象です。

足と脚の違いについて

どちらも「あし」とよむ漢字ですが、その違いや使い分ける場合について見ていきましょう。

まず、人間の「あし」を指す場合に使われるケースですが、足首からつま先を「足」と表現し、足首から骨盤までを「脚」と記載します。

冒頭で記載した通り「美脚」という漢字をイメージしてもらえればわかるかと思います。

簡単に記載するなら、全体のことを指し示す意味合いで使うなら「脚」、部分的（踝から先）のことであれば「足」という分け方が可能です。

また、「脚」は全体を意味するものである他、「支えとなる」という意味を持つ漢字であることから、例えば「テーブルの脚」や「脚立（きゃたつ）」と書く際に脚という漢字を活用します。

また、それ以外にも例えば「足を運ぶ」「ご足労」「足を洗う」「足が地に着かない」などの言葉の表現技法や比喩的表現の際は「足」という漢字が多く用いられますが、意味合いとして人が歩くという行為・動作が足を使うことからやその形状から足という漢字が用いられます。人間の「あし」をあらわす場合は「足」という漢字を使います。
一方で、「馬脚を露す」のように動物の「あし」を表現する際は「脚」という漢字を使います。

基本的にはそれぞれの漢字の辞書に載っている意味合いさえ覚えておけば使い分けで悩むケースというのはほとんどなくなるでしょう。

足と脚の違いまとめ

足と脚の違いがわかるのは3割程度という結果になりました。

足は部分的（くるぶしから先）、脚は全体を指すというところで覚えておけば、応用がきいて他の場面での使い分けも容易でしょう。
最後に、それぞれの違いがわかるかどうか回答してくれた方々のコメントを紹介します。