ウイルスと細菌の違いわかりますか?違いがわからない方が70%以上

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ウイルスと細菌の違いに関する調査結果:違いがわかるのは3割程度 似ているけど違うもの

新型コロナウイルスの影響により日々の暮らしが一変することとなりました。
2021年8月現在においてはデルタ株の影響により感染拡大は広がっており、NHKのニュースによると1日あたりの感染者数は過去最多(1万4207人)も記録しました。

そのような大変な時期ではありますが、ウイルスという言葉、なんとなく使っていますが、皆さん意味はわかりますか?
「新型コロナ細菌」という表現ではダメなのでしょうか?

ここでは、皆さんがウイルスという言葉の意味がわかるか、また細菌との違いがわかるかどうかについて調べてみました。
※インターネットによる調査を2021年8月5日に行いました(成人男性及び女性211名が対象)
※ウイルスと細菌の違いに関する文献は国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターを参考にしております。

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ウイルスと細菌の違いがわかる人は30%程度

ウイルスと細菌の違いに関する調査結果:違いがわかるのは3割程度

わかる(わかっていると思う)と回答した方は全体の30%程度です。
ただ、わかると回答しているものの、間違って覚えている人が多かったので現実的には2割程度しかその違いについて理解していないものと想定されます。

自分ではわかっていると思っている方が3割程度いらっしゃるという調査結果となりました。

なお、わからない、とした方々は、「ウイルスも細菌も同じだと思っていた」という方がいらっしゃる他、多くの方がなんとなく違うということはわかるが、何がどう違うのかわからない、という回答結果でした。

 

ウイルスと細菌の違いがわかるかどうかの調査結果
ウイルスと細菌の違い 人数 割合
わかる 61 28.91%
わからない 150 71.09%

ウイルスと細菌の違いについて

国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンターのページを参照させて頂くと、「細菌とは目で見えることはできない小さな生物で一つの細胞しかないことから単細胞生物と呼ばれる」と記載されており、ウイルスに関しては「細菌の50分の1ほどの大きさで自分では細胞を持たず、他の細胞に入り込んで生きている」と記載されています。

細菌もウイルスも微生物ではあるのですが、細菌は細胞を持ち自己複製能力を持つのに対し、ウイルスは遺伝子を持っただけの単純な構造であり細胞も無いことから自身でエネルギーを生産するような生命活動は行わないものとなります。

細菌は栄養と水さえあれば自身で増殖していけるのにたいし、ウイルスは栄養や水があったとしても自分自身単体では生存することができず、また、増殖する能力もないことから、他の生物を宿主にして自己を複製することでのみ増殖が可能となっています。

なかなか一言でズバッとわかりやすく記載することができないのですが、かなり簡単に書くと、最近は生物なのに対して、ウイルスは必ずしも生物とは言えないというところが大きな違いと言えるでしょう。

ウイルスと細菌の違い
ウイルスの特徴 細菌の特徴
自分自身で細胞を持たない 自分自身で細胞を持つ
抗生物質が効かない 抗生物質が効く
自分自身で複製できる 自分自身で複製が出来ず宿主が必要
細菌よりも更に小さく50分の1程度 眼で見ることができないくらい小さい
定義上生物と言い切れない 生物である

ウイルスと細菌の違いに関する回答結果や意見

調査アンケートをした際に記載してもらった意見やコメントを紹介して終わりたいと思います。

ウイルスと細菌の違いに関する意見・コメント・理由等
性別 年齢 ウイルスと細菌の違いがわかるかどうか 回答理由や違いその他意見
男性 40代 わかる ウイルスは生物ではないが細菌は生物
女性 30代 わからない イメージとしてはウイルスというと人体に悪影響がありそうです。
女性 20代 わからない ウイルスも細菌も同じものだと思っていました。
女性 20代 わかる 細菌は抗生物質が効きますが、ウイルスには効きません。
男性 60代以上 わかる ウィルスは微生物
細菌は生命活動を行う
女性 30代 わかる 細菌はいい菌も含まれるかなと思います。
男性 30代 わかる 菌の大きさが違うと思います。
女性 40代 わかる 抗生物質が効くのが細菌、効かないのがウイルス。
女性 20代 わかる 細菌は生物で、ウイルスは生物でない
男性 60代以上 わからない 両方とも体に悪い影響を及ぼすのでは
女性 50代 わからない 細菌は単細胞生物、ウイルスは細胞を持たない微生物。ウイルスは細胞の中に入り込む為、細菌よりも小さい。
女性 30代 わかる ウイルスはRNAの分裂で、何かの細胞に侵入して増殖する。細菌は栄養分をもとに自分で増殖する。ウイルスの方が小さい。
女性 20代 わからない 見たことがないから。
女性 50代 わからない 細菌は生物でウイルスはそうでないかも。
男性 40代 わかる 細菌は生物でウィルスは生物ににている物質。
男性 30代 わかる 最近は生物ですが、ウイルスはそれよりもずっと小さく日生物だった気がします。
女性 30代 わかる 風邪、感染症などの原因のほとんどはウイルスによるもので、体内に入っても数日程度で害がなくなりますが、細菌に感染すると抗生物質などでの治療が必要となります。

また細胞レベルの構成もウイルスと細菌では異なっています。

女性 30代 わかる ウイルスの方が大きい
女性 30代 わかる 大きさ
女性 50代 わかる ウイルスは悪い菌 細菌は体に良い菌も悪い菌もある
女性 40代 わかる ウィルスには細胞膜がないですが、最近には細胞膜がある
女性 40代 わかる 細胞壁があるかないか。サイズもちがう。
女性 50代 わかる 細胞の構造を持ち単体で増殖できるのが細菌、細胞構造がなくほかの生命体の体内で細胞に感染しないと増殖できないのがウイルス。
女性 60代以上 わかる 大きさの違いだと思います。
男性 20代 わかる 細胞があるかないか
女性 20代 わからない 英語と日本語の違いな気がする。
男性 30代 わかる 細胞膜が無いか有るか
男性 40代 わかる ウィルスの方が小さい。
男性 50代 わかる ウイルスはRNAしかもっておらず、最近はDNAやRNAを持っている。
女性 20代 わからない ウイルスと細菌は同じものだと思っていた。
女性 30代 わかる 大きさの違い

生物かそうじゃないか

執筆者
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2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP(ファイナンシャルプランナー)として個人の方からの資産相談を始めとして結婚、子育て、老後、相続、終活、お金のお困りごとなどの相談を受けることも多くあります。
特に最近は生活費に困る方も増えていることから、国・自治体の支援に関する情報提供や不用品の買取を行って費用を工面することについての情報提供等も行っています。
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